冬のケアンズ 子連れキャンピングカー旅行 3日目(キュランダ)

この旅行記は2011年8月7日~14日にオーストラリアのケアンズ近郊をキャンピングカーをレンタルして廻ったときのものです(初出は4travel.jp)。


 

3日目は世界遺産のキュランダへ行きます。車でも行けるようですが、観光なのでやはりその過程も楽しまないと。というわけで、キュランダ高原列車とスカイレールを利用します。

いろいろとツアーがありますが、こちらの希望に合致するものが見つかりません。ツアーの多くはホテル送迎+鉄道+スカイレールとなっています。しかしこちらはキャンプ場泊。しかも翌日はポートダグラスの方へ行きたかったので、連泊ではなく移動を考えていました。

こちらの希望をまとめると「往路キュランダ高原列車+復路スカイレール+駐車場までの送り」です。なぜ往路が列車なのかというと、1)復路を列車にした場合寝てしまって景色を楽しめない、2)時間が固定される、からです。日本語サイトで希望のツアーが一つだけあったのですが、料金が高めです。

納得できる料金ではなかったので、スカイレールの英語サイトを見てみるとスカイレールの駐車場を利用したツアーがあるようです。この場合往路がスカイレールになってしまうのでしょうか。サイトを見てもよくわかりません。そこでメールで問い合わせをします。日本出発の前日に。結局返信が来ないままオーストラリアの大地を踏んでいました。つまり予約しないままオーストラリアにいたわけです。

最悪直接窓口で聞けばいいやとも思っていたのですが、初日のキャンプ場チェックイン時、管理棟内で数多くの観光パンフレットが目に入ってきました。当然キュランダ高原列車やスカイレールの案内もあります。それを見ているとまさしくこちらの希望するプランがありました。

キャンプ場のスタッフに聞くと、ここで予約もできるし、ここまでの往復送迎も可能とのこと。日本語で紹介されているツアーと異なり実際は結構融通が利くようです。料金も安いです。A$250。1人ではなく家族4人です。早速予約を入れます。

内容は「往路フレッシュウォーター駅10:00発のキュランダ高原列車+復路14:30発スカイレール+スカイレール終着点であるカラボニカターミナルからフレッシュウォーター駅までの送り」です。PCからオンラインで予約を入れるのかと思いきや、電話しています。なんだ直接電話しても良かったのか。まあ、電話代がかからない分いいでしょう。

そして当日。朝ゆっくりして出発までに時間がかかったせいか、フレッシュウォーター駅に着いたのは出発の15分前。昨日同様ぎりぎりです。窓口でバウチャーをチケットに交換してもらいます。この時スカイレールの時間を再確認されたのですが、窓口のお姉さんが「スカイレイル」ではなく「スカイライル」と言うのを聞いて、ここがオーストラリアなんだというのを再確認しました。

 


 

9:53に列車が来ました。ホームは人で一杯です。

 


 

フレッシュウォーター駅を出て、しばらくは畑を眺めるのんびりとした風景が続きます。

 


 

客車としては先頭車両でしたので、列車後方がカーブでよく見えました。

 


 

徐々に高度が上がっていきます。

 


 

やがて列車は山の中へ。手掘りであろう狭いトンネルも通りました。

 


 

よく目にする写真です。ストーニークリーク滝の鉄橋です。

 


 

ストーニークリーク滝は乾期のためあまり水量がありませんでした。

 


 

バロン滝です。10分程停車してくれます。ゆっくりと写真を撮りたかったのですが、子どもがトイレと言ったためトレイを探して廻りました。結局そこには見つからず、車内のトイレで済ませました。

 


 

キュランダ駅到着です。筒に見えるものが客車です。

 


 

レストラン前で鞭のパフォーマンスを行っています。

 


 

昼食はカンガルーの肉の入ったパイとサンドイッチです。味付けが濃かったので、カンガルー肉自体の味はよくわかりませんでした。

 


 

大通り沿いにある巨大な樹です。熱帯地域ならではの光景です。

 


 

大通り沿いにある教会の内部です。

 


 

マーケットです。様々な民芸品やお土産を売っています。

 


 

マーケットで売られていた手作りアクセサリーです。

 


 

嫁さんと次男を公園に残し、長男とネイチャートレイルへ出かけます。入り口ちょっと入ったところにコウモリ保護センターという民間の施設(一軒家+α)があります。個人の運営のようで寄付金を払えば中に入ることができます。長男が興味を示したので入ってみました。

運営している人に話を聞くと、ここのコウモリはフルーツバットという種で昼間も活動するそうです。確かに日なたで動き回っていました。熱帯雨林の高い木の上を見ると普通にいるそうです。ここにはケガをしたり、子育て放棄されたコウモリが連れてこられるそうです。丁寧に話をしてくれて、コウモリを間近に見ることができ、満足度の高い施設でした。

 


 

トレイルはこのような熱帯雨林の中を歩きます。

 


 

背の高い木ばかりです。高さって何メートルという見当が付きませんね。

 


 

水は冷たくて気持ちよかったです。

 


 

トレイルを楽しんでいる人はほとんどいませんでした。

 


 

スカイライルの駅で嫁さんと待ち合わせです。

 


 

スカイレールのゴンドラの中からの風景です。子どもたちは大はしゃぎでした。

 


 

前方に見えるのがバロンフォールズ駅です。ここでいったん降りて、バロン滝を徒歩で見に行きます。

 


 

バロン滝です。視界が開けていないため、全体を一望することはできませんでした。水量も少なかったです。

 


 

再びスカイレール乗車です。前後はスカイレールのケーブルとそれをさせる鉄塔、ゴンドラが見えますが、左右は熱帯雨林しか視界に入りません。

 


 

レッドピーク駅でも降りて、トレイルを一周しました。

 


 

再度スカイレールに乗り込みます。ついに市街地が見えてきました。着いたのは15:40です。トレイル2カ所込みで約1時間でした。

その後フレッシュウォーター駅にバスで送ってもらい、車で北上します。

 


 

子どもたちは当然のことながら車内で爆睡です。

 


 

今日の宿泊地はBig4 Port Douglas Glengarry Holiday Parkです。料金は一泊A$50弱でした。Big4系列のキャンプ場はレンタカーのキーを見せると10%の割引を受けられます。

夕食はキャンプ場のBBQグリルを使用してのBBQです。どこもほぼ同じものが備え付けられています。

 


 

BBQというよりはステーキですね。

 


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1件の返信

  1. 2018年6月19日

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