ソールズベリー大聖堂に行ってみた

ストーンヘンジを見学後、近くの街であるソールズベリーに寄り、ソールズベリー大聖堂(Salisbury Cathedral)を訪れました。

ソールズベリーと聞いて毒殺未遂事件を思い浮かべる人は海外ニュースをよく見ている人ですね。2018年8月に訪れたのですが、その5ヶ月前にロシアの元スパイとその娘さんが神経剤により意識不明の重体に陷った事件が発生しました。日本でも報道されましたが、結局犯人は現在も捕まっていません。このような恐ろしい事件がありましたが、テロではなく個人攻撃だったので治安は大丈夫だろうと判断し、行ってみました。

 

ストーンヘンジからは車で約20分です。Googleマップのタイムラインによるとストーンヘンジの駐車場からソールズベリー大聖堂の駐車場まで23分です。

大聖堂の駐車場へ入っていく際に歴史ある城壁の門を通ります。細いですが、一方通行ではありません。少し進むと駐車場の入り口があります。料金は1日£7でした。教会の敷地の周囲を進み、入り口の反対側に駐車場があります。

 

北側からアプローチし、大聖堂のちょっと南に見えるのが駐車場になります。途中から一方通行になるので気をつけてください。

 

まずは教会全体を見ましょう。

写真では伝わりにくいですが、かなりの大きさ、高さがあります。早速中に入ります。入り口は教会の正面ではなく、回廊側になります。写真で言うと右側の人が見えているゲートがそうです。

 

回廊です。アーチ型の天井、装飾の施された柱、光と影のコントラスト、全てに魅了されました。現在この写真をモノクロ加工したものがスマホの壁紙になっています。

 

教会内部に入るには寄付が必要です。タイミング良く”Tower Tour”という尖塔に登るガイドツアーもあったのですが、2時間近くかかるようなのでそれは断念しました。

 

内部に入って最初に目についたのが古い旗です。いかにも歴史を感じさせます。

 

大聖堂の中程から奥を見た写真です。荘厳です。

 

この燭台は金メッキでしょうか。どこを見ても手間とお金がかかっているのがよくわかります。

 

奥から入り口方面になります。かつて教会がいかに権力とお金を持っていたのがよくわかります。

 

パイプオルガンも巨大です。

 

内部を一通り見た後、回廊を一周します。この回廊の東側に Magna Carta Chapter House という建物があります。そうです、あの教科書に出てくるマグナ・カルタ(大憲章)です。その現存している写本4部のうちの一つがここで見られます。写真撮影は禁止で、光による劣化を防ぐため、薄暗い空間に展示されています。実際に見ましたが、ラテン語で書かれてあるので何が書かれてあるのかはさっぱりわかりませんでしたが、歴史の重みを感じることはできました。

 

回廊を歩くだけで精神が少し浄化された気分になります。

 

内部を一通り見たところで、外側をじっくり観察します。

 

見れば見るほど驚嘆するしかありません。これを人の手で建築し、装飾を施したというのが信じらません。

 

少しだけ街の方にも行ってみました。

今度は城門を歩いて通り抜けます。奥にカラフルなものが見えます。

 

近づいてみると色とりどりの傘を通りにぶら下げていました。アートとして展示しているのでしょう。夜はイルミネーションが灯るのでしょうね。

 

先を急ぐ必要があったので、土産物屋に少しだけ寄ってから戻ります。

北側からの大聖堂を見ながら駐車場に向かいます。

 

ソールズベリーの滞在時間は2時間半弱でした。もっとゆっくりと街を散策する時間的余裕があってもよかったですね。久しぶりのヨーロッパは石造りの建物や石畳に歴史を感じられて気分が高揚します。特にここソールズベリーの街中とソールズベリー大聖堂は中世の雰囲気を味わうことができます。大聖堂は子どももここまで大きなものを見たことがなかったので感動していました。ストーンヘンジと一緒に訪れることをお勧めします。

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