キャサリン渓谷でカヌーをしてみた(写真&Theta静止画&動画多数掲載)
オーストラリア・ノーザンテリトリーのキャンピングカー巡りでカカドゥ国立公園の次にエディス滝でひと泳ぎし、翌日キャサリン渓谷(Katherine Gorge)を訪れました。こちらは日本語のページがカカドゥ以上に少なかったです。
キャサリン渓谷は、カカドゥ国立公園の南に位置するニトミルク国立公園(Nitmiluk National Park)内にあります。
ここではカヌーをして、一泊しました。
まずはビジターセンターで手続きです。カヌーは2人乗りを2艇借ります。1人65.50AUドルです。日本円で4人で約24,000円です。ここでリーフレットを渡されました。同じものがネットにありましたのでリンクしておきます。
荷物の準備をしてボート乗り場に向かいます。え、ボートと思うかもしれませんが、カヌー乗り場まではボートで移動します。ですので一応ツアー形式です。
そのボート乗り場に向かう途中、多くのフルーツバットが木に留まっていました。
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12:30集合と聞いていたのですが、来ているのは他2グループのみ。しかもツアー主催者は見当たらず。出発は13時ですが、説明等があると思いきちんと時間通りに来たのですが。さすが海外。
13時前になると人が集まってきました。
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そして午前のツアーが帰ってきたようです。12:30までの予定でしたから、ちょっと遅れていたようです。入れ替わりで午後のツアーがボート乗り場に降りていって乗り込みます。そして出発です。
地図を確認しておきましょう。ここは1st Gorge(第1渓谷)です。Boat Rampから2nd Gorge(第2渓谷)へと向かいます。
出発直後はまだ渓谷ではありません。
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10分程で岸辺に到着です。少し歩いて救命胴衣とパドルをゲットします。日本とは異なりセルフです。
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救命胴衣を身に付けてパドルを手に取り、先に進むとようやくカヌー乗り場です。
こちらは次男と乗り込みます。少し進むだけで両側が高い崖に挟まれた渓谷へと姿を変えます。水深がかなりありそうなので、波はまったく立っていません。
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最初はまだ元気に漕いでいます。上流に向かって進んでいるのですが、さほど川の流れは感じません。
途中砂浜があり上陸して遊んでいいのですが、場所によっては看板で禁止されています。「Crocodile Nesting Area DO NOT ENTER」と書かれています。
ということはワニが生息しているということです。そこをカヌーを楽しんでいるということになります。落ちないようにしましょう。
空腹が満たされたところで、また先に進みます。
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前方に木が生い茂っているのが見えてきます。島かなと思ったのですが、近づくと違いました。川を横切るかのように浅瀬に木が生えています。これ以上はカヌーで進めません。しかし他のカヌーの姿が見えません。どうやら浅瀬を越えるようです。
往路では浅瀬を渡る写真を取り忘れたので、復路での写真を2nd Gorgeから3rd Gorgeにかけて紹介します。2艇を別ルートで第3渓谷に上げました。
見ての通り大変な作業です。カヌーの底が石で擦れるのは気にしていられません。足場が悪い中あんなに重いもの持ち上げることなどできません。かなり体力を消耗しました。
ここからはまた往路です。これが浅瀬を越えた直後の写真です。
他の人たちは先に行って見えなくなっていたのですが、後ろに一組だけ残っていました。年配のカップルで、男性が片足義足でした。さすがに大変だろうと思い手伝いましょうかと声をかけたのですが、大丈夫と言って結局2人だけで浅瀬を越えてきました。そのバイタリティに感心させられました。
ここで再度地図の確認です。
3rd Gorge(第3渓谷)は1kmあるようですが、すでに嫁さんは疲れ切っています。ある程度進んで休息できる箇所を探しましょう。
3rd Gorgeのカーブの外側の砂浜で休憩しているグループがちらほら見られます。こちらも砂浜を探してもう少し進みます。
ようやく狭い砂浜を見つけたのでそこを休憩場所として上陸します。
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お菓子を食べ、水分補給をして体を休めます。地図によるとおそらく3kmぐらい進んだことになるので、また3km漕いで戻る必要があります。
しかしここまで来たのなら3rd Gorgeの終点まで行ってみたいです。ここからは体力のある長男と2人だけで進みます。
さすが中学3年生。ぐんぐん進みます。
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進むに従って川幅が狭くなり、両側の岩が黒くなってきます。ここが終点です。
さほど感動もなかったです。
戻ります。
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嫁さんと次男と合流します。子どもたちは水に浸かって遊びます。しばし休憩していると川の反対側を観光ボートが通っていきます。そういえばツアーにはカヌーの他にボートツアーもありました。それだとガイドの説明を聞きながら渓谷のことがよくわかるのでしょうけど、面白みには欠ける気がします。
他のカヌーが戻り始めたので、こちらも出発します。
すでに体力を消耗していたので、3rd Gorgeから2nd Gorgeへカヌーを移動させるのは苦労しました。
2nd Gorgeはのんびりと進みます。
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そして出発地点へと戻ってきました。
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しばし全員が戻ってくるのを待ち、それからツアーボートに乗り込み戻ります。
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そして17時頃出発地点にボートが戻りました。ビジターセンターへ行き、疲れた体に糖分補給です。
パッケージにカエルのイラストを載せるだなんて日本では考えられませんね(苦笑)。非常に美味しかったです。
キャサリン渓谷のカヌーツアー、とても楽しかったです。渓谷の切り立った崖を真下から見上げることなんて、そうできることではありません。大自然をまさに間近に感じることの出来る体験でした。オーストラリアのノーザンテリトリーはカカドゥ国立公園が有名ですが、是非こちらにも足を伸ばして雄大な景色を水上から楽しむことをお勧めします。
そうそう、カヌーをする際には防水のバッグを持って行きましょう。その中に貴重品等を入れておくといいです。流れが穏やかなので転覆することはありませんが、水は入ってきます。
今回のツアーがよりわかりやすいようにgoogle mapsのマイマップを利用して、どういったルートを進むのか主要ポイントを描いてみました。参考にしていただければと思います。
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