台北元日、野柳・十份・九份・士林夜市を巡る①（野柳）

今年の年末年始は台北で過ごしました。日程の都合上、1月1日の元日にタクシーをチャーターして野柳、十份、九份、士林夜市を周りました。台湾なので旧暦の正月は混んでも元日は大丈夫だろうとの判断です。

 

11時にホテルを出発します。まずは風や海水で浸食された風変わりな岩が多数存在する野柳に向かいます。約35kmですが、半分強は高速道路を使うのですぐでしょう。

 

高速道路を降りるまでは快調に進みましたが、海辺の道に差し掛かるときに渋滞が始まります。あれ、ずいぶんと混んでいます。運転手から聞いたのですが、台湾も1月1日は休日だそうです。（後で調べると中華民国開国記念日です。）

 

漁村を抜けていきます。

結局到着まで１時間かかりました。

 

駐車場は一杯で、人も大勢います。チケットを買って野柳地質公園に入ります。

 

しばらくは遊歩道を歩きます。時々奇岩があるのですが、それらはレプリカです。けれどもその前で写真を撮っている人がたくさんいます。実物よりもいい写真が撮れるのでしょうか。

 

いよいよ海岸に出ます。上から見ることができる展望台があるようですので、そこに登ります。

景色より先に人の数に圧倒されます。特に先端に行く方は列ができています。

無茶苦茶多いです。奇岩だけの写真なんてとても撮れないくらいです。また、寒いです。強風で波しぶきが飛んできます。

 

とりあえずは近くに行ってみます。

 

様々な大きさ・形の奇岩があります。興味深いです。

 

地面となる岩も浸食により不思議な模様がところどころ現れています。

 

高波にさらわれる人もいるのでしょうか。救命浮輪が設置されています。

 

海岸から離れると人の数も減ります。

 

貝の化石もちょこちょこ見られます。

 

断層がよくわかります。

 

もう少し先を目指しますが、人だらけです。

 

遠くに見える煙突は基隆市にある火力発電所のものです。

 

人の列に混じり少し歩いてクイーンズヘッドが見えるところまで来ましたが、クイーンズヘッドの前には写真を撮るためには列ができています。そのエリアに入るにも待つ必要があるようです。

 

一応近くまで来ました。空は曇っていたのですが、なぜかサングラスをしている人が多いです。台湾外からの観光客でしょう。

 

先のエリアに行っても人が多そうですし、子どもは寒いので早く帰ろうと言ってきます。ここで引き返します。

 

帰り道に名前がついてそうな岩をいくらか見かけました。

 

しかし解説板はなく、地図で見ても該当するものはありませんでした。

 

出口を出て、お土産屋のアーケードを通ります。そこでいろいろなものを試食して野柳地質公園の観光を終えます。滞在時間は約１時間でした。人が少なくもう少し気候が良ければ、滞在時間を長くしてゆっくり楽しめたでしょう。

 

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