グロスター大聖堂に行ってみた→オススメです
ここに寄るためだけにグロスターを訪れたのですが、その価値がありました。
グロスター大聖堂はグロスターの街中に位置します。
車で行ったのですが、困るのが駐車場です。市のサイトで大聖堂に一番近い市営の駐車場を調べました。その条件にヒットしたのがHare Lane Southです。(リンク先に料金表等が掲載されています。)
駐車場から大聖堂が見えるので、あとはそこに向かって歩いていくだけです。
地図も見ずに適当に歩いたところ、大聖堂の裏側に来たようです。
広場に出て、入り口に到着しました。
中に入り、中央から右手(塔)の方を見た写真です。まだ人も少なく、荘厳な雰囲気がヒシヒシと伝わってきます。
入り口のホールに不思議な敷物がありました。
ラビリンス(迷宮)です。白い通路を歩いていき、中央で瞑想するようです。子どもがやるというので、後ろを一緒に歩きました。
これが見た目以上に時間がかかります。くねくねと余すところなく歩くので、5分以上はかかりました。歩きながらいろいろ考えていましたが、最後の方は「出口はまだか」ということが頭の中でメインを占めていました(苦笑)。
奥に進みます。
天井が高い空間に出ました。どこを見ても細かい細工が施されていて驚嘆するしかありません。
こちらが歩いてきたところを振り返った光景です。
ここで聖書の教えを勉強するのでしょうか。
美しいステンドグラスです。どれだけ手間がかかっているのか想像すらできません。
天井のクローズアップです。肉眼ではわからなかったのですが、天使や花の彫刻が施されています。凝っていますね。
中央の空間を後にして、廊下を歩きます。このような彫刻が到るところに設置されています。
小部屋と呼ぶには少し大きな空間がたくさんあります。歩いていると何部屋あるのかわからなくなります。
廊下です。無駄に天井が高いです。それが教会の神聖さと権威を表しているような気がします。
回廊も歩いてみます。
天井と壁の装飾がまさに芸術です。
回廊から中庭に行けるのですが、雨が強くなってきたため断念します。
回廊も陽の光が当たるところとそうでないところでは雰囲気がまったく異なります。また、人がいないので厳粛な空気が漂っています。
気づいた人もいるかもしれませんが、この回廊は映画『ハリー・ポッター』シリーズのロケ地として使用されました。ちなみに私はわかりませんでした。あまり『ハリー・ポッター』を見ていないもので(苦笑)。
何故かウサギがいました。説明が書かれてあるように見えますが、雨なので近づけませんでした。
以上でだいたい見て終わりました。8:30過ぎに入場して1時間強過ごしましたが、見るものすべてに目を奪われる大聖堂でした。ギフトショップはまだ開いていなかったので、立ち寄らずに大聖堂を後にしました。
朝の早い時間に訪れると観光客や礼拝者が少ない(この日はほとんどいませんでした)ので、ゆっくりと見て回ることができます。人を気にすることなく写真を撮ることも可能です。厳粛で荘厳な雰囲気の中、様々な装飾を施された大聖堂内を散策したいのであれば、朝早い時間帯(10時まで)に訪れることを強くオススメします。
入場料は無料ですが、donation box(寄付箱)が設置されています。これだけ素晴らしい建造物を維持していくのは大変な労力と費用がかかるでしょう。私も微力ながら協力されてもらいました。